糸源は 昭和の終戦後 食糧難の時代に庶民の食堂「うどんと寿司の店」として始まり。
創業60年余り 曽祖父の代から直系三代に渡り形を変えながらも伝統の味を守り続け
おかげさまで皆様にご評判頂いております。
当店周辺は当時より 「庶民の台所 北野下の森商店街」としてにぎわっておりました。
お買物帰りのお客様が一服される場として愛され そして今のように車も多くなかったので
各ご家庭に私共の味をお届けする仕出しの店としてもご利用頂き
仕出しは今もなお 一人前・二人前から お届けさせて頂いております。
当店周辺には数々のお寺が立ち並んでいることから「法事」にお使い頂く事が多く
二階に大小の座敷 三階には六十畳の大広間をご用意し お客様をお迎えしております。
また 法事に関わらず「ご宴会・お祝い事」など用途に応じてご利用頂けます。
そして店の敷地内には「乳銀杏の木」が今でも生きずいており
樹齢四百年以上と聞いております(ぎんなん店内よりご覧頂けます)
糸源創業以来 私共を守り続け 当店の”象徴”として様々な逸話を残してくれております。
料理・お寿司・鍋物… と料理の世界には様々な形がございます。
格式にこだわらず 皆々様に日々の「食」を色々な形で楽しんで頂く事ができれば
という願いのもと 壁にぶつかる日もございましたが。
日々探求を重ねながらご提案させていただける事を心より嬉しく
そして私共の仕事にやりがいを与えて頂いていることに感謝しております。
まだまだ 至らない処も多分にございますが
お客様のお叱り・お褒めの言葉を身に染みさせながら
これからの糸源の成長の糧にしてゆきたく思っております。
なにより お客様にご来店して頂いてこその糸源
その感謝の心を忘れる事無く 皆様のご期待に沿えるよう
努力してゆく所存でごさいます。
これからも変わらぬご支援 ご愛顧の程 何卒よろしくお願い申し上げます。
店主 謹白